何も考えてない訳じゃない。

高見於采と申します。何も考えて無いよねとよく言われますが、本当は色々思うことあるんですよ。

妄想。

 

こんばんは。皆さま元気ですか。

 

 

突然ですが、妄想って楽しいよね。

私は気付いた時には、妄想を楽しんでる。小学生の頃は、もーそーっていう言葉がやんちゃ男子の中で何故か流行ってて、なんか空想の世界の発言をすると「妄想してんじゃねぇーよー!妄想かよー!!!あははは!!!!🤩」ってまるで妄想の神様に取り憑かれてしまったように言われてた気がする。うん。

楽しいから、馬鹿にするなよって今になって思うね。

 

 

まぁ、そんなんで私が中学生くらいの時から今に至るまでずっと飽きずにしてる妄想がある。

 

時代は、ずっと昔の日本で言う江戸時代。階級が決まってて、差別が半端ない国に住んでる女の子の話。名前はレイ。

歳は18.19歳くらいで、生まれつき片耳が聞こえない。階級でいったら1番下で、家も乾拭き屋根、服も穴が空いたり汚れてるものしか着させてもらえない、決まりもあって破ったら処刑されるという世界の中で生きる。

両親は、小さい頃に決まりを破ってしまい、まだ幼かったレイの目の前で処刑された。その事が今でもトラウマとして残り、自分の喜怒哀楽の感情が封印してしまった。

その為、思いっきり笑わなければ、涙も見せない、喜ばない。

 

そんな彼女だが、幼い頃に唯一恋をした相手がいる。6歳の頃、1人で広場で遊んでいた時。レイは片耳が聞こえない事を周囲にバカにされ、1人で遊ぶ事が多かった。そんな中、「一緒に遊ぼうよ!」と声をかけてくれた男の子がいる。その子が初恋の子だった。

1人で遊んでいると、必ず一緒に遊んでくれ、周囲から変な目で見られても遊んでくれた。気付けば、男の子にも恋心が芽生え、ある時、

「レイちゃん!僕たち大きくなったら結婚して、ずっと一緒にいようね!僕のお嫁さんになって」と告白された。

レイは勿論、分かった!と返事を返した。

その後、お互い成長し、会う回数も少なくなり月日は流れてしまった。

 

そんなある日の夜、レイが両親の眠るお墓へお参りするために歩いていると、後ろから目隠しされ、口を塞がれた。あまりの恐怖にレイは暴れた。

「やめてください!」

そう叫んだ瞬間、意識を失った。

目が覚めたのは、翌日の朝。いつもみたいに思ったように手足を動かせない。

まだ寝ぼけているレイは、どうなっているのか状況が掴めていない。状況が分かってない中、「おい!お前早く立て」と言われ意味も分からず立たされる。

そこで、レイは自分が今どこに居るか気付く。目の前には、沢山の上流階級の人々。今まで見た事が無いくらい、華やかに着飾った人達が何故か自分を見て競り合っている。

そう、レイは奴隷として人身売買されていたのだった…。

 

 

 

だいぶ長くなってしまうので、今日はここまで。なんか、こうやって文字に起こしてみると妄想じゃなくて、物語だね。

でも、小学生の頃自由ノートっていうのがあって、そこに自分で考えた物語を一心不乱に書いてた覚えがある。

昼休み、みんなが遊んでる時に1人教室で書いてたもん。

 

まぁ、でも楽しいよね。

妄想は、自分で1人で楽しめるからね。